買い集めたグリコ菓子のパッケージにあったマーク内容は表の通り(グリコ菓子の全部についているわけではなく、例えばプリッツシリーズには全然ない)。

 マークの3要素の一つ、数字については、値段と連動していることが明らかだ。100円のカプリコは5、30円のビスコミニパックは1・5といった具合に、値段に1/20をかけた数字がつけられている。

 形については、トランプの4柄を採用している。ははーん、箱を切り取ってトランプ遊びをしてほしいわけだな、と考えてしまいがちだが、それは邪推である。トランプならば当然色は赤と黒の2種類の筈だが、実際はパッケージカラーがそのまま使われているだけなのだ。ここに深い意図のようなものは特に感じられない。

 問題は、文字である。ホアミ、ホイフ、ラヒ…と音が並べられた文字列は、ドラクエの呪文を彷彿とさせる。ビスコ系はラから始まる、などの規則性があるにはあるが、全体を通してのルールは見当たらない。こんなものをわざわざつけるグリコの狙いとは果たして何か?(つづく)


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