ヤングと呼ぶには気がひける年代では「♪カップスタァー(カップスター)食べたその日かんらぁーん(カップスター)味のとりーこにぃーとーりこにな
りましたハッフッホッ」のジュンコ・サクラダを思い出す向きも多いが、ここで指摘したいのはCMではない。
パッケージである。カップヌードルを筆頭にカップめん容器の主流が発泡スチロール製である中、カップスターの容器はかたくななまでに紙製なのだ。勿
論コーティングは施されている。しかし触ってみればわかるようにその感触は明らかにペーパー。大きな紙コップの周りに、熱湯を入れた際のアッチッチ防止と強度補強のための別紙がダンボール状態で巻かれているのだ。
ということは、カップスター容器は燃えるゴミである。居住区によって違うだろうが、カップヌードルなどの発泡スチロールは一般には燃えないゴミ。燃えない埋め立てゴミを増やすかどうかという意味においては、カップスターの方が地球にやさしいのである。
ただ、燃やして炭酸ガスを増やす点ではカップスターの方が地球に厳しいのも事実である。(この項おわり)
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