長引く不況の影響で日本経済は破綻、大企業の倒産ももはや茶飯事。延命のためまさかと思えるライバル社との合併に走る企業も後を絶ちません。依然先行き不透明の現在、この合併の大波が芸能界にも押し寄せるだろうことは火を見るより明らか。そこで、現実より一足先に芸能界の合従連衡を考えてみました。21世紀を生き抜くにはタレント同士も手を取り合うしかないのです。


両者の名前をそのまま対等にくっつけたもの、文字数では譲歩したが前後の順は譲らなかったもの、申し訳程度に1文字だけ入れたものなど、命名の仕方は様々。

吸収合併(M&A)の一例
●横浜マリノス+横浜フリューゲルス→横浜Fマリノス
●東京銀行+三菱銀行→
東京三菱銀行
●JスカイB+パーフェクTV→
スカイパーフェクTV


→サムエルが一発屋で終わらずに生き残るためにはこれぐらいの荒療治が必要かも。今シーズンの結果しだいではドラゴンズ・李鍾範のヴォーカルへのコンバートが必要かも。

→ジュディ・アンド・マリーが今の人気に満足せずあくなきファン層拡大を狙って欲張りなトリプル女性ヴォーカルスタイルに変身。勿論MCは早口のゆたかが担当です。

→稀代の二枚目なのに豊満ボディ。さらにギャグもナレーションも料理も得意。次世代マルチタレントの誕生です。

→この合併により、ボニーピンクの橋田寿賀子ファミリー入りが決定的に。ファミリー始まって以来のピンクヘアに、なぜか藤岡啄也がワクワクしているそうです。

→この合併により、野宮真貴が歌う「3年目の浮気」、前川清が歌う「学園天国」など、マニアには垂涎の取り合わせが可能に。でも、アベちゃんにはあまりメリットがないようです。

→そういえば「UFO戦士ヤキソバン」には香港ギャグ映画「ミスター・ブー」に通じるところがあったことを思えば、これは妥当な合併といえそう。立川宣子の今後の身の振り方も気になります。

→ダジャレとソウルフルな怒鳴り声の相性が懸念されます。

→今井美樹の復活にはゴダイゴと江戸紫が必須かも。

→北朝鮮とおたくを結んだ木村の手腕はさすが。

10→紅白歌合戦に続きウンナンが新ユニット結成を企てました。

11→会話は勿論イタリア語。天国の出門英も祝福する合併です。

12→宇野元首相は合併を拒否されたようです。

13→合併により女性陣の「チョットだけよ」は必須に。

14→サンボラは反町では物足りなかったようです。

15→性転換者と暴力男と肉体派俳優。ギターの優しい調べが救いです。

16→ヒロコグレースは今思うとSPEEDのタカコに似てますね。

17→アニやシンコがピンクを着こなせるかどうか注目です。

18→「SACHIKO」以来音無しのバンバンもこれで芸能界の大巨人に?

19→セクシーグループ受難の時代を象徴する合併劇でした。

20→相反する性格イメージ。互いを補完し合える好合併です。

21→あ・うんの呼吸でまるで本当の家族のよう。

22→80年代を代表するクリアな歌声に荒々しさが加わり妙な魅力が生まれました。

23→あんなダメ首相と合併するとはなんて殊勝な男なんでしょう。

24→堅実に稼げるのはマジシャンだけ…実に厳しい合併です。

25→実際マイクを握るのは「バラが咲いた」の人だけ。

26→5億の慰謝料をせしめた人がいるので資金面は安泰です。

27→これだけ足を引っ張られるとさすがのミスチルも…。

28→乱一世はこの合併でトゥナイト復帰を狙います。

29→顔を白塗りにすることがこの合併の重要条件の一つでした。

30→松本も浜田も竜童もバンマスの前ではひよっこ。どうやらキーパーソンはコニタンか?

31→舌足らずな歌声にサッカー味をプラス。ロベカルはブラジルのよしみで仕方ないけどバッジョは…。

32→大森とトムキャットにとっては非常に望ましい合併か。ちなみにブラザートムと小柳トムは同じ人です。

33→総勢18名の呼吸を合わせるのが今後の課題となりそう。うるさいおしゃべりも。

34→「指パッチン」と「ウクレレ漫談」を導入したまったく新しい「ビートルズ」の誕生が確実視される合併「ざんす」。

35→15歳の才能を寄ってたかって食い物にするかのようなひどい合併でしたが、結構オートマティックに進んだ模様です。

36→きんの「アーアー」という高音はなかなかセクシーだと一部では評判でしたが、それを裏付けるような合併です。

37→これも互いのファンの年齢層を完璧に補完し合う好合併です。反面、ターゲットが中途半端になってしまうことが懸念されます。


●編集/原高井敏次郎(原敏+高井次郎) 図/前畠秀子(CAP)●
「芸能界吸収合併シミュレーション」はフロム・エー東海版で発表したものです。


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