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地球環境保護のために累進型巨根税の導入を
例えば、高速道路の通行料は車種に応じて額が定められている。軽自動車、普通車、中型車、大型車、特大車の５区分となっており、車種が大型になるほど通行料も大型になる。大きな車の方が小さい車よりも道路を傷めやすいわけで、所謂受益者負担の原則からみて、これは理に適った料金体系と言えよう。荷物の大きさで決まる宅配便料金、累進課税がベースの所得税、男女で違う食べ放題料金…。高速道路に限らず、真の平等感に訴えるこの料金思想は広く認知されている。
ここで考えてみたいのが、巨根である。その重量、その体積、その消費エネルギー…。微根に比べて巨根が地球環境に優しくないことは明らかだ。通常時でも十分に有害だが、勃起時の巨根はさらに有害。挿入された女性はアヘアヘと興奮状態に導かれ、甚大な量の二酸化炭素を排出してしまうのだ。他にも、特大コンドーム使用によるゴム（ポリウレタン）資源の無駄遣い、満員電車内の貴重な空間侵食、温泉で周囲が目のやり場に困るなどなど、巨根の弊害は枚挙に暇がない。
陰茎サイズに応じ負担率が高まる累進型の巨根税が必要な所以である。この新税には、地球環境保護の他、微根に生まれついた男性に内在する絶望的不公平感を是正する効果も期待できる。政治家たちの英断を待ちたい。
微根に生まれついた者の不公平感を是正する社会システムが必要だ
男の敵「落ちない口紅」の売上を落とすのだ！
94年頃に各社が売り出し話題を呼んだ「落ちない口紅」。乾燥しやすく唇が突っ張るのと、ツヤの少なさが「光るメイク」という流行と合わなかったこともあって、その後は影を潜めていたこの口紅が、近頃はまたぞろ市場を席巻中だ。梅宮アンナの「ピエヌリップパーフェクト」は一ヶ月で百万本の売上を達成し、松嶋菜々子の「リップフィニティ」も過去最高の売上を記録したという。
研究を重ねて落ちにくさとツヤを両立させた技術は無論称賛に値する。だが、我々男性の立場からするとこれは実に余計な努力だ。ささやかな楽しみを根こそぎ奪う暴挙だ。口紅の痕、リップマークは男性にとって永遠の憧れアイテム。カップについた口紅、タバコについた口紅、ワイシャツについた口紅、そして何より、所謂「パンフェラ」でブリーフの上からねぶられてついた口紅…。「落ちない口紅」は、こうした素晴らしい存在をこの世から抹殺する悪魔の使者なのだ。
同志諸君。リップマークという我々の性なる聖域を死守しようではないか。まずは「落ちない口紅」の売上を落とすことだ。各地で今すぐ営業妨害を開始せよ。
ブリーフについたリップマークのいやらしさを楽しむ権利を守ろう
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