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●jirons file 031
飛行機のエコノミー席にはエロ本を常備せよ


 昨今、狭い席に長時間座っていた乗客が飛行機を降りた直後に倒れる「エコノミークラス症候群」が新聞各紙をにぎわせている。湿度と気圧が低く血液の流れが悪くなる機内で長時間じっとしているせいで足の静脈にできた血栓が、肺につまって呼吸困難や心肺停止を招くという。

 無論、航空会社も手をこまねいて見ているわけではない。座ったままできる体操を紹介したり、利尿作用が強いアルコールよりソフトドリンクを薦めるといった予防対策を講じているが、決定的な効果を上げるには至っていないのが現状だ。

 そこで提案だ。ズバリ、飛行機には刺激的なエロ本を常備すべきではないか。最大の問題は足に血液が集中し停滞してしまうことにある。ならば、この血液を他の部位へと導いてやればよいわけである。エロ本が大量の血液を股間に導く際の決定打となることは自明の理である。

 具体的には、スチュワーデスたちが各種エロ本を手に「いかがでしょうか」と花びら回転のように巡回するがよかろう。さすがに乗客の股間にタッチするのは難しいが、あの制服にはただでさえ男性の邪念を高める効果がある。スチュワーデスの質によっては、エロ本をもらっただけで二重に天に昇る乗客も続出のはずだ。

 エコノミー席にはティッシュの常備も忘れてはなるまい。

「エコノミークラス症候群」を治癒するには股間への血液集中が最善


●jirons file 032
駅には痴漢防止のための勃起センサー設置を


 昨年末、京王電鉄が女性専用車両を走らせた。賛否両論あるが、「乗客がリラックスしていた」「ふだんより車内の匂いがよかった」などなど、女性の側からは概ね好意を持って受け入れられたようだ。

 勿論、日頃から男性支援の姿勢を崩さない筆者としても、男性による女性への痴漢行為を防止しようという意図は理解できる。しかし、それでもなお今回の措置は差別的だ。問題は、痴漢行為とは全く無縁な男性をも十把一からげで排除するその横暴なやり方にある。そもそもの意図を尊重するならば、「男性だから排除」ではなく、「痴漢男性だから排除」という姿勢を貫かねばならない。

 そこで提案したいのが、不埒な邪念に悶々とする男性を判別するための勃起感知ゲート設置である。空港の危険物検査ゲートを想像してもらえばいい。サーモグラフで股間の熱を測定し、血液の集中度合を割り出すことで、男性が勃起しているか否かを判定。残念ながらブザーが鳴った場合は乗車を禁止、もしくはトイレで抜いてから乗車してもらうのである。

 駅トイレにはティッシュの常備も忘れてはなるまい。

差別的な女性専用車両導入の前に合理的なシステムを考えるべきだ


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