容器包装リサイクル法に続き、4月からは家電リサイクル法も施行され、今やリサイクルの概念なしにはやっていけないご時世だ。勿論、印刷物とてこの流れから外れることはできない。が、均質かつ良質な古紙供給が見込め、販売店による回収体制が整っている新聞はまだしも、雑誌のリサイクルは割に合わない。雑誌ごとに紙質が異なり、ホチキスという夾雑物もあり、新聞の如き回収網確立も無理。エロ雑誌の場合は回収に出すのが恥ずかしいという問題もある。諸々の条件を考えると、残念ながら雑誌の回収自体に無理があると言わざるを得ないだろう。
そこで提案するのが、読んだ後でティッシュになる雑誌。無理に再資源化するのでなく、消費者が他の用途に再利用する余地を与えるのだ。そもそも昔はチラシをくしゃくしゃにして尻を拭く行為が日常的に行われていた。紙質をもう50%もティッシュ化できれば、尻的には何も問題はなかろう。より現実的に、ティッシュを雑誌化する道も探るべき。日本の印刷技術をもってすれば、ティッシュに印刷するなどたやすかろう。最初からティッシュにエロ写真が印刷されていれば、オナニー時の精液処理はより円滑に進むのは自明。今こそ製紙会社と印刷会社が知恵を結集すべきときだ。生まれくる精子たちのためにも。
リサイクル時代に適したエロ雑誌になるにはティッシュ印刷が必須
女子の場合、最初の月経、即ち初潮を迎えた際には、赤飯を炊いて祝うのが普通だ。「マイちゃんも大人になったわね」「いやー、最近マイの体にドギマギしちゃう」「やめてよパパったら」といった微笑ましい会話の付帯もしばしば。娘の成長をオープンに祝う親子のあるべき姿がそこには確かに存在する。
翻って男子の場合、最初の射精、即ち精通を迎えた際には、何も祝わないのが普通だ。前述の如き微笑ましい会話はまれ。息子の成長をオープンに祝う親子のあるべき姿がそこには確かに存在しない。
これでいいのか。否。一方の性の成長のみを祝うなど、男女差別そのものだ。「射精は歓迎されないことなんだ」と男子がいじけてしまうのは、男女両性にとって甚だ不幸なことである。
結論。女子の初潮を赤飯で祝うならば、男子の精通は白飯で祝うべし。経血の赤と精液の白。ヴィヴィッドな色彩の対比によるイメージづけが、その後の少年少女の性活動を無意識にヴィヴィッドな方向へと導いてくれるに違いない。
なお、これが単なる米消費促進のメッセージなどではないことに注意されたい。
一方の性の生理のみを称えることは両性にとって不幸な差別を招く
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