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●jirons file 037
フリーキックで股間に手をあてるのはやめろ


 サッカーのフリーキックでは、守備陣がボールとゴールの間に並び、壁を作るのが普通だ。自らの肉体を危険にさらして自軍に貢献する一種崇高な儀式だが、そんな崇高さを台無しにする行為がある。そう。選手が股間に手を当てるあれだ。

 勿論、股間防御の必要性はわかる。強烈な玉が繊細な玉を直撃した際の苦しみは筆舌に尽くしがたい。精子製造機能に支障をきたしたり、場合によってはショック死の可能性もある。男性選手にとってこれが重要な問題であることは明白だ。

 だが、W杯の自国開催、toto開始と、サッカーへの関心が高まる昨今、あのポーズからにじみ出る滑稽さを放置していいはずはなかろう。サッカーが真の国民競技になれるか否かは、この一点にかかっていると言ってもいい。

 そこで提案したいのが、性器全体を太股に挟み込むスタイルである。太股の方が手より衝撃吸収力に優れているのは論を待たない。大事な睾丸とボールの間に太股という頑丈な壁ができるため、安全度が飛躍的に増大するだけでなく、滑稽さの度合いは従来のポーズに比べて格段減じる。構造上、内股気味になる必要があるため、色気が発散されるという副次効果も高い。「セクシー・フットボール」を標榜するFC東京などは率先して導入すべきであろう。

太股に挟み込むことで睾丸はより安全かつスマートに防御できる!


●jirons file 038
「フェラチオ保険」の新設は国民的要請だ!


 これだけフェラチオが多くの男性に愛されている今、「フェラ保険」の登場は国民的要請と言えるのではないだろうか。

 美女にしゃぶってもらうのは男子一生の夢だ。だが、薔薇に刺があるように、我々が陰茎を委ねる口には、ギロチンに喩えられる鋭利な刃物が備わっている。快感の一方でかけがえのない同志を切断の危険にさらしているという事実はゆめゆめ忘れるなかれ。信頼できる相手だとて安心は禁物。「女心と秋の空」というように、女性の心はいつ豹変するかわからないのである。

 保険なんかかけても、切られちまった哀しみは癒されるはずがない、というのは事実だ。だが、保険はもと

もとそういうもの。かけがえのないものを失った哀しみを、金銭で少しでも補おうというものである。それに、保険金があれば、二重の意味で最先端の再生技術を受けられる可能性も残るではないか。転んでもただでは起きないたくましさを持った前向きな男性にこそ、この保険は強く支持されるはず。風俗店と有機的に連動できれば、夜の景気回復への一助となるやもしれぬ。新商品の導入を、カリ首を長くして待ちたい。

快感の一方で常に切断の危険にさらされている不憫な陰茎を慮れ!


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