■日本の「ロッソネロ」（コンサドーレ）は２部に転落しましたが…

高井●日本全国うさぎ年なことだなぁ（詠嘆）。今年も中田は活躍できるのかなぁ（期待＆不安）。

ジロル▼12節までのＲＡＩ（伊国営放送）の評価は６・53で全選手中総合７位。「東洋のロナウド」と書いた伊スポーツ紙もあります。

高井●俺新聞では中田は「日本のタイソン」。絶対そっくりだよ。

ジロル▼同ランクで中田より高く評価されたのが同僚のラパイッチ。総合６・56で２位タイです。

高井●奴は最初の頃は単なる「持ちすぎクロアチアン」だったよな。

ジロル▼確かに。でも最近は滅法いいですよ。あの中田のオーバーヘッドも彼のＦＫからでしたしね。

高井●右のペトラーキの強引さもいいよな。ルックスはさしずめ「太らせた高橋幸宏」だけど。

ジロル▼そんなペルージャは今節アウェイでＡＣミランと対戦。スクデット獲得15回、80年代後期〜90年代半ばは圧倒的な強さを誇り一時はセリエＡが「セリエ・ミラン」と呼ばれたほどだそうです。

高井●Ｊリーグが「鹿島リーグ」と言われる感じか。スゲーな。

ジロル▼ですがここ２シーズンは下位に低迷。落ち込む「ミラニスタ」（ミランの熱狂的支持者）に「放送閣下」ことベルルスコーニ・オーナー（元伊首相）が用意した答は、「ザック」ザッケローニ監督、「ジャーマン・タワー」ビアホフ、「デンマークのロバート・レッドフォード」ヘルベグというウディネーゼ勢の獲得でした。

高井●「ビエルホフ」と書く方がドイツ語っぽくて素敵だと思うぜ。

ジロル▼Ｗ杯'98ではドイツが昨季のセリエＡ得点王・ビヤホフのヘッドを狙って放り込む単調な攻撃に終始して「ビヤホフ大作戦」と揶揄されたのが印象的でした。

高井●それはドイツも頭が痛いな。

ジロル▼補強のかいあってか、12節終了時点でミランは４位。勿論、「リベリアの怪人」ウェア、「ミスター・クロアチア」ボバン、「フランスのロッドマン」バ、ディカプリオが出てくる前の「元祖レオ様」レオナルド（元鹿島）といった旧勢力の力も大きいですが。

高井●ちなみに女子バレーの佐々木みきも「レオ」だ。大勢力だな。

ジロル▼名門だけあり異名も様々ですが、中でも際立つのは「元・世界最高の左サイドバック」マルディーニの「木工芸術」。渋い存在感を強調してるんだと思います。

高井●うーむ。率直に言って意味不明だよ。俺的には「エクソシスト・マン」でキマリなんだがな。

ジロル▼それもわからんですよ。

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(FROM A thursday 1/14）