オメガトライブといえば杉山清貴? それとも…

ジロル●98〜99欧州チャンピオンズリーグも佳境に突入で3月17日は準々決勝第2戦です。昨季は「白い巨人」レアル・マドリッドが「貴婦人」ユヴェントスを下して欧州を制しましたが、今年「ビッグイヤー」(優勝トロフィーの通称)を手にするのはどこでしょうか。

高井▼耳が大きいといえばうさぎさんだよ。今年はうさぎ年だし。

ジロル●今回も両軍は8強に残りましたがユーヴェは苦難続き。「東欧のマラドーナ」ハジのガラタサライが予選リーグ最終戦で引き分け以上ならば敗退でしたが、「バスクの貴公子」ゲレロ(A・ビルバオ)の得点で救われました。

高井▼ユーヴェはセリエAでも不調でスクデットは絶望的。「貴婦人」というよりもう「老婦人」さ。

ジロル●負傷したデル・ピエロの穴埋めとしてガラタサライのFWハカン・シュクルを一旦イタリアに呼び寄せながら結局破談にしました。「トルコのファン・バステン」と呼ばれた選手なんですが。

高井▼「老婦人」なんだからボケもやむを得ないかもしらんよ。

ジロル●ユーヴェの相手はC・ザグレブ、アヤックス、ポルトという名門を尻目に勝ち上がった伏兵オリンピアコス(ギリシャ)です。

高井▼ザグレブはカズ、アヤックスは岡野が挑戦しているチームか。

ジロル●アヤックスの本拠地はピッチがいつもボコボコで「アレナ畑」と揶揄されるほどだそうです。

高井▼なるほど。「野人」がつい畑を荒らしてしまったのかもな。

ジロル●一方、「スペインのバレージ」イエロ、「フィールドの貴公子」レドンド、「職人」ミヤトビッチ、「スペインの至宝」ラウール、「凶器の弾丸」「爆弾」ロベルト・カルロスと錚々たるタレント揃いの王者レアルはディナモ・キエフ(ウクライナ)が相手。

高井▼ロベカルね。俺はつい「ロベルト・カルロス・トシキ&オメガトライブ」と連想してしまうよ。

ジロル●カイザースラウテルン対バイエルンのドイツ対決もありますが、準々決勝最注目カードはインテル対「赤い悪魔」マンチェスター・ユナイテッド。「マグニフィセントセブン」と言われる背番号をつけた「イングランドの未来」ベッカムとシメオネの因縁の対決です。W杯ではベッカムがシメオネへの報復行為で退場、イングランド敗退の戦犯と言われました。

高井▼ふうむ。スポーツなんだから報復はいかんな、ということで今回は締めようね。シメオーネ。

ジロル●……マチャアキ?

(プロフィール)

ライター●W杯日本代表スタッフの中にFROM Aを見て就職した人を発見し感動。



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