●前園はトレカルティスタの座を渡サントス？

高井●セカンドステージもあと２節。優勝の行方とともに入れ替え戦への興味も高まる昨今であることだなぁ（詠嘆）。今回は第１回で見た亜流部門＆動物部門に続き「一応プレイ関係」部門の巻。昔は中田とラ王を食ってたのにその後パッとしないでサントスに行った前園が一時「ペナルティエリアの王様」と呼ばれてたようなやつだ。

ジロル●ゴール付近で言えば、ガンバ〜ヴェルディの本並は「ＦＷクラッシャー本並」でした。他のＧＫでは、ガンバ岡中が「炎のゴールキーパー」、レッズ土田は「クリアーの土田」、最近は出番がないアントラーズ古川は「ＰＫの帝王」ですが「１１９分からの男」とファンが名付けていました。

高井●１１９分…ＰＫ戦の１分前ってことか。「８時半の男」と同系だが意味合いは違うようだな。

ジロル●残酷なものでは「限りなく透明に近いＧＫ」。マリノスからセレッソに移籍した伊藤です。

高井●若手で出場機会がないんだろうが、自分を消すことができるんならＦＷが向いてるかもな。相手ＤＦから見えないという意味で。

ジロル●ＦＷでは、今はジェフにいる武田の「さすらいのストライカー」にはちょっと男を感じます。

高井●ヴェルディ〜ジュビロ〜ヴェルディ〜サンガ〜ジェフだもんな。武田のことを書いた本では「裸のストライカー」と書かれてるぜ。

ジロル●あとは「ＰＫ職人」ことレッズ福田、「全方位対応ヘッド」ことアントラーズ長谷川、「エースのジョー」ことマリノス城とか。

高井●ヘディングの点ってどうも嫌いだが、城はその後がんばってるよな。リヨンで観た時はボール持つだけでブーイングだったが。

ジロル●Ｗ杯に行った自慢を今どきしても失笑ものですよ。ＦＷ以外では「邪悪なドリブラー」ことレッズ福永、「感動ゴール演出家」ことフリューゲルス山口、「ＧＫの後ろを守る男」ことアントラーズ奥野、「四次元のパサー」ことジュビロ名波なんかが巧妙ですね。

高井●「四次元」って、一応ほめてんのかね。名波だと「魔法の杖」「魔法の左足」の方が有名だよな。

ジロル●足関係では、アントラーズ相馬の「考える足」もあります。Ｊリーグ一の理論派と評判です。

高井●「狂気の左サイドバック」こと都並の後継者としては少し弱めの異名だな。あ、パスカルの「考える葦」とかけてんのか。

ジロル●絵にした時の不気味さには結構強力なものがありますがね。

高井●そう言われるとタスカル。

（プロフィール）

その繊細さで「考える睾丸」と異名をとる練馬区民。約1年ぶりのHP更新を決心済。

(FROM A thursday 11/05）