●女子は「戦慄のチャイナドール」孫月がお薦めでした

高井●TBSがなりふり構わずCMを大量投下していたのが印象的な世界選手権も、女子は既に日程を終え、男子も残るは1週間強だ。

ジロル▼24時間数えたらCMが139本も流れた日がありましたよ。マスコットのヴイヴイちゃんとビービーちゃんも気になります。

高井●俺は断然バボちゃん派。で、そんなバレー界の異名といえばかつての「東洋の魔女」が有名だな。

ジロル▼今回も関連ホームページを展開する方々に聞いてみました。CMに登場していた日本選手では「超新星」「ビッグマウス」「ニュータイプヒーロー」の朝日健太郎、「筋肉の鎧」の泉川正幸。今大会注目のポジションであるリベロには「バレー界の牛若丸」西村晃一。 

高井●昔「花輪コール」で人気だった花輪晴彦も「今牛若丸」だった。異名は繰り返すってわけだな。

ジロル▼他には「金太郎」荻野正二、「還ってきた男」真鍋政義、「アジアの壁」「ネット際の摩天楼」大竹秀之とか。あ、南克幸も同様に言われてたみたいですが。

高井●デカくてブロックが得意な奴は皆そう呼ばれるんだろ、多分。

ジロル▼世界に目を向けると、「ネット際の魔術師」「バレーボールの神様」「ゴッドハンド」と称されるマウリシオ(ブラジル)がいます。「世界最強の壁」ファンデホール(オランダ)の前には「アジアの壁」も形無しでしょうね。

高井●文字通り上には上がいるってか。「壁」は異名界の常連語だな。

ジロル▼チーム単位では「世界最高のレシーブ軍団」韓国、「鉄壁のブロック帝国」ロシア、「変幻自在のサーカスバレー」「魅惑のサンババレー」ブラジル、「カリブの鳥人伝説」キューバなどなど。

高井●ぜひキューバには鳥人間コンテストにも出てほしいものだな。

ジロル▼局が違いますがね。キューバは女子の「褐色のゴムマリ」「褐色の弾丸」も有名でしたね。

高井●ちなみに「褐色の恋人」といえばスジャータだけどな。

ジロル▼ちなまなくていいですが。

高井●でも今一つ愉快な異名が見つからなかった印象だな。

ジロル▼「和製ブルースリー」や「明石家さんま」と呼ばれた杉本公雄とか「神様・仏様・三橋様」と称された三橋栄三郎とか、昔の方が楽しいのがあった気がしますね。

高井●異名の楽しさは競技人気に比例する、なんてまとめとくと結構もっともらしいかな。ちなみに俺が中学時代バレー部でセッターで主将だったって知ってた?

ジロル▼そりゃ私も本人ですから。

(プロフィール)

その空気ゲロ癖から「羽沢のオエオエ伝説」と異名をとる練馬区民。フランスで買ったジャージが不評中。
(FROM A thursday 11/19)



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