J's recommend

あちゃらの「あちゃら給湯室」というコーナーで書いたお薦めホームページ原稿集です。


上にあるものほど新しい原稿です。
URL等は原稿発表当時のままなので、
今ではつながらないところもあるかもしれません。


オフィスのクリップアートで遊べ&笑え

■■■Officeでバカ画像

 統合ビジネスソフトの定番といえば、マイクロソフト・オフィス。ワードやエクセルを日々使っている人は多いだろうが、オフィスに付属のクリップアートの魅力に気づいた人はそう多くはないのでは? いち早くその魅力にとりつかれたこのサイトでは、おばけっぽい画像をグループ解除することで出現する黒い人の絵に、他の様々なクリップアートを組み合わせて独特の作品を多数作成し公開。一目見ただけで、パソコン界の巨人・マイクロソフトのドライな印象が一転する感じだ。オフィス2000ではこのクリップアートがどう進化したのか。ユーザでなくても十分に興味深い。


死の確率をリアルタイム計算する画期的デバイス登場!

−−突然死の増加に歯止めの予感

■■■死亡率メーター

 激務の連続で身も心もすり減る毎日を送る企業戦士諸兄に最適な新製品が発表された。
 その名も「死亡率メーター」。持ち主が死ぬ確率を、本人の健康状態や外的環境などから総合的に判断、1〜200%でリアルタイム表示する、なんとも頼りがいのあるメカだ。身につけていれば、体調が悪いのに無理して会社に出たおかげでポックリ逝ってしまった……という悲劇を回避できるわけ。
 働く側からは勿論、社員の過労死を防ぎたい企業からも注目を集めるこの「死亡率メーター」。バイブモードの設定をすれば、警告音を他人に聞かれる心配は無用。ポケベルライクな軽量ボディー(75g)、暗闇でも見やすいELバックライト搭載、48時間連続動作を約束する省エネ設計と、仕様の充実ぶりは申し分なし。よりヘビーユーザ志向のあなたには、基本性能はそのままに、ジョグダイヤルやパソコン接続機能を追加した上位モデル「死亡率メーターPRO」がお薦めだ。
 購入を考えたい人は今すぐネットで確認を。なお、類似品にはくれぐれもご注意を。

たくさんのセンサー類、DSPチップなどがピコ単位で詰め込まれているのだ。
PROだけの特別色「ションベンゴールド」はプレミア確実。


警告ボタンに命を吹き込むマイスター出現

■■■32階から目薬

 サクサク動作保証付き映像が前頭葉をぬるり刺激したのも束の間、「現金1000億円プレゼント」の文字が見る者を不敵に挑発、かと思えば命を吹き込まれたボタンの乱れ打ちが「アラートマイスター」にして「インタラクティブ呪術師」かつ「技巧派アバンギャルド」な作者の実体を四次元の彼方に照射、一方では小気味よいテンポを遵守しつつ疾走する赤裸々ロゴスの連続が未曾有のループ感を供出、一寸の油断も予断も許さないとにかく超強力なサイトだよおっかさん! 圧巻は自己非紹介的企画「Jyuonsってどんな?」 。「ネット界の風雲児」「孤高の吟遊詩人」「動画の貴公子」と幾多の顔を持つ作者の正体を追いつめた末に現れるのは琴線タッチ必至のこれぞまさしく奇跡の軌跡、ってとこでどうなのよ?

更新履歴でさえも警告ボタン活用により貪欲に芸へと昇華済み。


思い込みだけで描くキャラクターの世界

■■■SIZ−zansu!!2

 かつて雑誌「宝島」で連載されていた名企画「転脳」を彷彿とさせる、絵を思い込みだけで描いた「資料なしシリーズ」が趣深い。ここで描かれるのは、ガンダム、セーラームーン、ムーミン、ルパン、ゲームセンターあらし、サッチーなどなど、誰もが知っている有名キャラクターの数々。キティに口があるなどのわかりやすい思い違いばかりかと思いきや、スヌーピーやスナフキンなど、細部まで精密に描けているものも結構あるのを見ると、人間の記憶力に危うさと素晴らしさが幸せに共存していることを改めて感じずにはいられない。

絵につけられたキャプションも効果的。コンドルのジョーは「ハトじゃねぇか今見たら」だって。


サポートセンター発トホホ消費者実例集
■■■東京サポート新聞

 ソフト会社のサポートセンターに勤務する作者が、日々遭遇する客の理不尽な要求やトホホな勘違いなどの実例を猛然と公開している。暑い中ソフトを使ってるんだからと手当を要求し、プリンタがないと印刷できないのはソフトの欠陥だと息巻き、プロパティをクロマティと言い張り……。企業サポートについて注目が集まる昨今だが、ここを見ていると、「お客様は神様」との言葉を都合よく拡大解釈し、説明書も読まずに権利ばかり主張するしょうもない消費者像が浮かび上がる。ユーザーである前に人間でありたいものだ。

微笑確実の言い間違い集。これを見て「ウッ」と胸に手をやる人も結構多そう。


プロ野球審判員たちの知られざる素顔集
■■■審判写真ギャラリー

 選手と同じ華やかなグラウンドに立ち、試合の行方を左右する重要存在なのに、ルール上は石ころと同じ……。こんな地味な役割の審判をこよなく愛し、応援してやまないしぶ〜いサイトがここ。セ・パ両リーグで活躍する審判員約60人の写真だけでなく、見逃し三振時のジャッジスタイル分類、新ユニフォーム情報といった独自コラムや審判問題アンケートも掲載。例年より誤審が多いと言われる今シーズンだが、選手&監督もここで審判員の素顔を眺めて親しみを持っておけば、ムダに抗議する気はあまり起きないのでは。

見逃し三振の仕草で主流は「蹴り上げ」。パ・リーグ小寺審判員の「震え」はとても印象的。


猫とスキャナは意外になかよしさん…?
■■■Cat Scan Contest

 世にコンテストは数あれど、猫コンテストも数あれど、スキャナ使用のコンテストも数あれど、フラットベッドスキャナで無理矢理スキャンされた猫画像を競うコンテストは、ここをおいて他にはない。競われたのは、押しつけられた毛模様の妙、ポーズ、猫自身の魅力、ボディ面積などなど。「そんなの誰が応募するんだ」という当然の疑問や「動物虐待だ!」という的外れなクレームとは裏腹に、エントリー作品の数は90点超。コンテストは既に終了済なので、うちのタマも参加させたいと願う酔狂な猫好きは、第2回の実施に備えて爪をよくといでおこう。

優勝作は2匹の猫を見事に並べきった「TWO CATS」。素人には魅力がよくわからない。


小林亜星によく似た人96変化!

怒涛の勢いで押し寄せる「パッと!○○でりあ」の大波小波

■■■HIZUMI'S ART GALLERY

 家まわりのリフォームという一見地味で堅いイメージの業種ながら、作曲家・小林亜星氏を起用した特異なCM戦略により、一部ファンから根強い支持を得ている「パッと!さいでりあ」の新興産業。CMでは毎回非日常的光景を展開しているが、中でもばあさんからこどもまで一家5人の顔全てが亜星氏という一編は、眩暈必至の悪夢的作品として今も熱く語り継がれている。より激しい新作の登場を心待ちにしているそんな「サイデリアー&アセイスト」たちに、ぜひ教えたいページが存在する。

 その名も「TheでりあMAN」。顔に落書きをして遊ぶ「らくがお」をネット上で展開、しつこく顔変身を繰り返すこと実に96回。顔を石っぽくした「イシデリア」、顔を魚っぽくした「ウオデリア」、ちょんまげつけて「ブシデリア」、おっぱいつけて「パイデリア」などなど、小学生男子を彷彿とさせる顔いじりを飽くことなく公開中だ。

 一つ一つはたいしたことなくても、各々が集合することで強大な力を発揮。幼稚とも言える愚直な作業の連続が、外壁(サイディング)リフォームを「さいでりあ」、屋根リフォームを「やねでりあ」と名付けた本家のネーミング・センスに実によくマッチしているのだ。新興産業はバナー広告出向を前向きに検討すべきではなかろうか。

 ただし、作者の言によれば、題材に選ばれているのは小林亜星氏ではなく、あくまでも氏によく似た架空の人物の顔。服部克久氏との著作権闘争で話題をさらった亜星氏を十分意識したように見える構成をとっているのも、お見事というほかない。

同趣向で、高橋幸宏似の人バージョンもあり。


ビートルズと関西弁との運命的な邂逅!

■■■Beatles in Kansai-ben

 このサイトが挑むのは、世界一ポピュラーなビートルズソングを日本一アクの強い関西弁で勉強しようという試み。一見無謀だが、「I Want To Hold Your Hand」は「手ぇ握りたい」、「She Loves You」は「あの娘はお前が好きやねん」、「Help!」は「助けてぇな!」 となる絶妙な訳例を見れば、単なるお茶目を超えた効果的な学習法だとわかるはず。チェックペン感覚を導入した「赤シート」表示も工夫フル。ちなみに入稿時現在の曲別読者人気1位は「きっつい日の夜」。もちろん「A Hard Day's Night」だ。


繰り返し力を自在に操るウェブ・コミックの金字塔

近頃、フフフンと鼻で笑えるサイトが少ないとお嘆きの貴兄に

■■■Toshi-B`s image Factory

 お笑いの世界の基本的手法の一つに「繰り返し」がある。一度見ただけでは笑えずとも同じセリフやポーズを反復されると思わず笑ってしまうという例は枚挙に暇がない。反復の魔力。笑いの中毒性。そもそも笑いにはしつこさが大きく関与しているのである!

 などと妙に意気込むのが好きな人や、妙に意気込むのが嫌いな人や、妙な息がかかったゴムが好きな人に勧めたいのがこちら。 一つのモチーフ、一つの画像をこれでもかと言わんばかりに繰り返すしつこさには、近頃鼻で笑う快感を忘れたとお嘆きの貴兄も感銘を受けるに違いない。ネタとなるのはヤマト、ハイジ、ジョー、ルパンといった大衆的な題材が主。卓越した画力と希有なしつこさが可能にしたギャグ世界を堪能すべし!

 などと妙に意気込むのが好きな人や……(以下略)。

黄門様シリーズは全7本。 笑うにはトップページから「VARIETY」をクリック。ちなみに、作者の自己紹介欄まで作品化……しつこい!


厳しい定義で集めた「変」なものカタログ

■■■愛すべき変なもの

 その名の通り自分が愛する変なものを公開しているサイトだが、単に変なだけでは作者の愛を得ることはできない。「2つ以上の要素を組み合わせた結果、最初よりダメになるか、もしくはよくわからなくなった物」でなければいけないのだ。そんな作者のお眼鏡にかなったのは、ゲロ(?)つきの光る帽子、バネつき靴、望遠鏡つきペン、電飾つき指などなど。どれも確かに変だが、給湯室の目に一番印象的に映ったのは、各ページ背景でこちらを見つめる女性写真。見る者を変な気分にさせてくれる「愛すべき」存在感だ。


「近過去」へタイムスリップする写真集

■■■東京衛生博覧会 10年前の東京

 現在の自分と10秒前の自分はほとんど変化がない。10分前でも10時間前でもそんなに変化はないはず。だが、10年前となると話は別。時の流れを感じずにはいられない……。

 そんな思いに耽ってしまう人続出のはずの、これは10年前の東京と現在の同一場所の比較写真集。都庁、丸ノ内線後楽園駅、新宿ゴールデン街……。大昔ではなく、かといって最近ではない、「近過去」ともいうべきひと昔前の様子を見ていると、不思議に気が落ち着く自分に気づくだろう。10年前より腹が出た自分にも気づくだろう。



板か? 紙か? いや、建物だ!

〜奇跡の極薄物件、首都圏各地で発見続々〜

日本人であることを誇りに思える

新しい時代の国宝候補物件の数々

■■■うす〜い建物

 狭い割に人口の多い日本でなければ、その中でも特に人口が集中して地価が高騰した都市部でなければ生まれなかった奇跡の建築物件。といえば、なにはさておきこの「うす〜い建物」。

 それは、与えられたスペースを最大限有効活用せんとする涙ぐましい努力の結晶であり、幾多のジャンルにおいてコンパクト化に長けた日本人の面目を躍如する民族的才能の証であり、今後の人口爆発を見据えた人類全体の貴重なサンプルであり……。なんでもいいが、とにかくここに集まった建物のうすさは感動的。台風でなくても倒れそうだし、バス幅はおろか軽自動車幅よりも狭そうだし、ウサギ小屋というよりはウナギの寝床。

 人工建築物として、万里の長城やピラミッドは確かにスゴイだろう。だが、今そこで人が暮らしを営んでいるという一点では、うすい建物の方がスゴイかも。このサイトは、日本人の眠れる自尊心を呼び起こすかもしれない。勿論、逆かもしれない。

ブラシ屋、銀行、民家、ビル、八百屋、画廊、「ドリフのセット」……。新時代の国宝選定の際には、これら貴重な極薄物件をも視野に入れるべきだろう。一応。


貧者の聖典もしくは単なるゲテモノ食い

■■■極貧の食卓

 金がなければ、腹に入るものは自ずと決まってくる。だが、使える食材が滅法少ない状況でも、工夫を怠らないのが誇り高き貧乏人だ。このサイトでは、貧乏人が限られた食材でなんとかしようという場合のレシピを考案し、紹介している。中には単なるゲテモノ食いとしか思えないものや、そんなもったいないことするとは本当は金持ち?と思わせるものもあるが、歯垢取りである爪楊枝を風味づけ役に抜擢した「茶碗醤油」、貧乏人には無理と思えた踊り食いを機転で低所得者に解放した「にぼしの踊り食い」などには興味がわく。唾液はあまりわかない。

小麦粉と水で作っただんごを油で揚げ、それをまた揚げ、それをまた揚げ……と繰り返す「からあげのからあげ」には、料理の内容柄リピーターも多いのかも。


「知的」な人限定の

超レアな通販サイト
■■■知的グッズ

ニーチェのひげで作った刷毛¥4000、 聖徳太子の眉間のしわの写真¥12000、ミケランジェロのシーツ¥4500、十字軍の砂¥4500、ネアンデルタール人の消しゴム¥3500……。ネット上に通販サイトは数々あれど、これだけ「知的」なところはそうはない。というか、一つもないだろう。110点を超える貴重な「知的グッズ」はどれも画面の写真で確認できるし、万一気に入らない場合は7日以内なら返品に応じてくれるから、安心して買うのは自由。買わないのも自由。

世界を騒がせたクリントンの葉巻が¥12000! 高いのか安いのかは己で考えるしかないが、いずれにせよ説明をよく読んでから注文すること。


一度しか乗れない車

存命中に見ておこう
■■■霊柩車博物館

 霊柩車。それは、葬儀関係者や丹波哲郎のようなごく一部の人以外は、人生でたった一度しか乗れない豪華な自動車である。真の自動車好きならば、死んでからも自分の乗る車を気にしたいもの。履歴書の趣味欄に「クルマ」と書く貴方は、ここのサイトで霊柩車の種類や歴史を眺めておくべきだろう。宮型霊柩車、バン型霊柩車、バス型霊柩車の区別を知るだけでも有意義。宮型だと装飾が重くて遅そうだから走り屋の死人には不向きかな、などと死後のドライブに思いを馳せるのもいい。たまには。 

クラウン、ハイラックスといった現在の車だけでなく、ハドソン、ダイムラーベンツなど昔の霊柩車の姿も。関東と関西の違いが見えるのも面白い。


今年のサマーはこれでキマリ!

ゴロゴロが腹に響く最新スポーツ登場

■■■台車の正しい乗り方

 スケボーもローラーブレードもう古い。この夏ストリートを席巻しそうな話題の国産ニュースポーツ、それがこの「台車ライディング」だ。

 通常なら荷物が載る台車に人が乗って疾走。大したスピード感は期待できないが、どこのビルにもある親密感、予想以上に響くゴロゴロ音、そして何よりもその過度なバカっぽさが、感覚の尖ったヤングから注目されているようだ。

 一般にはまだなじみがないが、「日本台車乗り連盟」には既に8人ものライダーが登録済み。メンバーには犬もおり、人間界に収まらない可能性が感じられる。流行を先取りしたいキミは早速連盟に登録してみては。なお、必ずしも仮面ライダーの格好をする必要はないので、一般人でも怯えなくて大丈夫。だと思う。

六輪車、防弾車、オフロード車などの珍しい台車も。まずは「パラレル」「スクエア」「ウンコ」の3姿勢をマスターしたい。 


関節の魅力を間接でなく直接紹介中

■■■ポキポキ共和国

 耳鳴りはイヤだが指が鳴るのは気持ちいいと思う。それは人情だ。指の次は首、首の次は腰…と次々新しい音を求めてしまう。それも人情だ。

 ここは、そんな人情を大切にする作者が、指や首をはじめとして、関節の中で鳴らせる部分を発見し紹介するサイト。体の部位ごとにポキポキ技をまとめているが、指関係一つとってもノーマル、第一関節押し、第一関節引き、ひねり、親指押しと納得の分類。鳴らす時の難易度、爽快度、アホ度といった指標も充実。「関節話法」(by筒井康隆)を会得した人ならずともつい「腕が鳴るゼ」って感じだろう。

作者の評価によれば、爽快度は腰ひねり、頻発度は肘鳴らし、難易度は前かがみ腰鳴らしと親指の付け根鳴らし、危険度は横顎鳴らしが五つ星。


並ばなくてOKの超穴場遊園地発見

■■■ディズキーラシド

 ネット上に広がる新テーマパーク「ディズキーラシド」には、「魅惑のインチキルーム」「イースタンリバー鉄道」「ビッグクイズ・マウンテン」「エレクトリカル・ツマラナイリュージョン」「スラッシュ・マウンテン」「イッツ・ア・裁判所ワールド」「カリブの退職」…と名前を聞いただけで「オイオイ大丈夫か?」といろんな意味で心配になる夢のアトラクションがいっぱい。巡るのが面倒なあなたには1アトラクション20秒で自動的に巡回する無料バスも便利。さあ、ネズミの遠い親戚らしいニッキーやニニー(モザイク加工済)に会いに行こう!



タモリの芸を彷彿とさせるニセ文字だ!

■■■Font Silo

 漢字に見えるけど微妙に漢字じゃない、ひらがなに見えるけど断じてひらがなじゃない……書体デザイナー・平木敬太郎氏が98年に公開した疑似文字『ニセミン』だ。その疑似っぷりたるや見事。タモリのあのインチキ外国語発音にも似て、見る者をうならせずにはいられない。勿論読めないし使い道は限られるが、500円のシェアウェアで、気軽にダウンロードして使える。もしかしてタモリはこれでも読んじゃったりして。

サイトにはニセミンの他にもグーなオリジナルフォントがたくさん。左は「将棋フォント」。 



一番上は長男(長男)♪ 一番下は10000男(10000男)♪

■■■だんご何兄弟

 それまで4つが主流だったわが国の串だんご数を一気に3に変えたと言われる「だんご3兄弟」。けんたろうお兄さんを舞い上がらせ、あゆみお姉さんをホリプロへと向かわせたパワーについては今さら言うまでもないが、ここに今こそ言うまでもあるパワフルな新兄弟が現れた。

 それが、マラソンが得意な双子のだんごがメガネをかけており、各々分け目が違うという「だんご宗兄弟」! …ではなく、「だんご何兄弟」だ。画面上で好きな数を入力すれば、瞬時にその数の兄弟が誕生するのだ。これぞインタラクティブ。(比喩としては)これぞ小子化問題の救世主。3兄弟なんてケチなことはいわない。ここでは、10兄弟でも百兄弟でも万兄弟でも(中略)…OK。寂しがりやの一人っ子ならずとも泣いて喜ぶナイスなシステムを導入済みだ。

 このサイトが「だんご3兄弟」なみにヒットすれば、日本中の串だんごの数が百とか千になる可能性も理論的にはあるが、「3兄弟」の人気がなくなれば「何兄弟」も消えてなくなる運命のよう。だんことして急ぐのがいいみたいっすよ、お客さん。


書道界に一石を投じる…わけはない新部活動

■■■お笑い書道部

 本来書道は魂ののびやかな発露であるはずなのに、こどもに「若い力」などとお仕着せの文句を書かせてきた現在の書道界は腐り切っている。確信をもってそう断じる部員たちが旗揚げした書道部のサイト。その活動理念は「日本で行けるアメリカの大学」(原稿入稿時点)だというからたのもしい。左のような溌剌とした作品が目白押しの部のコンクールは回を重ねること7回。ちなみに、第7回の金賞受賞作品は「老人の性」だった。


何個潰しても大丈夫!半永久的プチ潰し遊び

■■■Puchi It!

 食器やオモチャなどの梱包に使われる、気泡がたくさんついた透明な梱包材を再現。好きな気泡をクリックすれば従順に潰れる仕組みだ。IEでトライすれば目だけでなく耳でも楽しめる。プチプチをつぶす快感は爪カスのにおいかぎに勝るとも劣らないと言われて久しい現状を反映してか、既に1万6000を超えるプチプチが潰されてきた。本物は1回潰せばおしまいだが、ここでは何個潰してもゴミは発生しない。その点でだけ言えば地球に優しい好サイトだ。

↑99年6月号掲載分


■■■爆笑!僕のダイエット前・中・後

 極端なリストラに失敗して倒産してしまう会社も多い中、ネット界では極端な体脂肪率と体重とウェストのリストラを見事成功させた男性が現れた。

 果敢なダイエットに成功するまでの過程を自らのホームページで赤裸々に公表し、悩みを抱える全ての肥満者に一筋の光明を投げかけたのは、一男一女の父で会社員の守永さん(32歳)。

 とにかくホームページの写真をご覧あれ。ダイエット開始前の守永さんは体重76キロ、ウェスト95センチ、体脂肪率32%。「ウソも方便」とわきまえることでは人後に落ちない給湯室記者でさえ「スマート」と口に出すのがはばかられる見事なでっぷり度だ。

 暑くもないのに常にじっとり大汗をしたたらせているイメージの外見は憎たらしいデブそのもの。口さがない記者なら思わず「ミスター・デーブマン」とでも名付けたであろう。その肉質からは、様々な減量法にトライして一時的に体重を減らしてはその都度リバウンドで余計膨れ上がってしまう、肥満者共通の哀史が如実ににじみ出ている。

 それがどうだ。ページをクリックした鑑賞者は初対面の好青年に出会うことだろう。「ふーん、写真合成技術も進んだもんだねぇ」と一人ごつ鑑賞者もいるかもしれない。だがこれは勿論合成ではない。3カ月間の健康食品ダイエットにより、彼の体重は20キロ減の56キロ、ウエストは25センチマイナスの70センチ、体脂肪率は18%マイナスの14%に激減したのである。

 一度でもダイエットを試みた人ならわかるだろうが、これは驚くべき数字である。このままいけば、彼は3ヶ月後には体重36キロ、ウェスト45センチ、半年後には体重16キロ、ウェスト20センチというチワワ並のミニチュア人になってしまう計算なのだ。そればかりか、1年後には姿が肉眼では見えないレベルに到達することが予想される。

 給湯室としては、そうなってしまう前に一度ぜひウェブ上でこの奇跡を確認しておくことをお薦めしておきたい。(高)


■■■非公認・頭脳パン連盟

 言うまでもなく、あんが入ったパンのことはあんパンと呼び、ジャムが入ったパンはジャムパンと呼び、クリームが入ったパンはクリームパンと呼ぶ。同じように類推して、頭脳パンは頭脳が中に入ったパンじゃないかオイオイ人食いかよ…と考えて恐怖におののいた人が多いかどうかは不明だが、頭をよくすると言われる「頭脳粉」(小麦ビタミンB1)で作られた頭脳パンは、実は非常に種類が多い。
 96年からホームページを展開する非公認・頭脳パン連盟によれば、大阪では敷島製パン、長野では中村屋パン店、新潟では頓所製パンなど、各地で様々なメーカーの頭脳パンが発見されている。頭脳パンの存在は一応知っていても、これだけの多様性を認識できていた人はそうはいなかったのではなかろうか。
 しかし、今や誰もが頭脳パンの豊富なバリエーションに気づかざるを得ない時代が到来している。コンビニの雄・ファミリーマートが、関東地方で伊藤製パン製頭脳パンの品揃えを充実させているのだ。赤ワイン風味、チーズ蒸しパン風といった流行りもの系から、食パン、総菜パンともう何でもあり。特徴的な「なのじゃ」口調でキャッチコピーの統一を図っているのはさすがに抜け目がない。今後の頭脳パンの動きに注目だ。(次)


■■■黄金玉伝説

 女性に言わせたい言葉ランキングをやったら上位に食い込むこと間違いなしの黄金ワードといえばやはり「金玉」。一般女性が言っただけでも男性は喜ぶはずだが、このサイトでは有名女優やアイドルが何かのはずみで口をすべらせてしまった時の音声を集めている。特定の趣味はなくても喜びのレベルはかなり高い。一方、女性が金玉を潰すことにこだわった空想ストーリーを展開するコーナーも素晴らしく刺激的。画像などなくても股間の高まりを感じさせるという意味では文学の可能性を提示している。金玉所持者であればどうしても通らなければならないページと言えよう。(郎)


■■■拔本的

 「抜本的」は「拔本的」、「旧字旧仮名」は「舊字舊假名」のように、普通に書いたテキストを正字・歴史的仮名遣いへ変換してくれる上質なフリーウェア「丸谷君」を公開しているページ。
 ページ全体にも当然のようにパソコン画面では見慣れない旧字旧仮名があふれているのを見ると、予想以上に不思議な違和感が味わえる。と同時に、表記にとことんこだわる頑固な作者像が浮かんできて腰が引けてしまうが、旧字旧仮名を用いる理由は「そのはうが面白いから」と実は単純。読者の声に負けて旧字旧仮名表記は減らしてゆくとの所存表明もあり。恐がる必要は抜本的になさそう。
 「まつたく出鱈目の周期でアップデイトを行つてをります」の言葉通り、おもな更新は「たほいや」のコーナーに限られているようだが、「世界で最初にして最大の拔本的なウヱブ・ペイジである」ことは確か。(高)

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■■■豪腕武神バサミンガー

 洗濯ものを挟むか、さもなければお笑い芸人の顔を挟むぐらいしか用途がないものと思われていた洗濯バサミに、この作者は全く新しい光を投げ込んだ。ロボットだ。洗濯バサミでロボットを作ってしまったのだ。「バサミンガー」。その安直さについ安っぽい出来を想像しがちだが、ロボットの造形は驚くほど美しい。超合金は買えなくても洗濯バサミさえあればこんなにかっちょいいロボットが作れるんだ…全ての少年に希望を与える感動的な発見である。この着眼だけでもわが国のロボット史に名を残す快挙と言えるが、作者はそれでは満足しない。洗濯バサミロボットで特撮ストーリーを作り上げているのだ。センダーク帝国、セン・ザイン、皇祖パワー 3分の1コンパクト、まぜるな危険理論、反逆者アリエール…これらの断片で内容の上質さは推して知るべし。ダァァァ・スゥゥイッッ!


■■■奥様冷蔵庫バトル

 家庭の冷蔵庫内写真を募り、そのグチャグチャっぷりを比べてみようというページ。投稿写真の数は多くはないが、奥様たちの手によって図らずもすごいことになってしまった冷蔵庫の姿を追い求めてやまない作者・渡辺冷蔵氏の思いはひしひしと伝わってくるはずだ。冷蔵庫バトル外伝という位置づけの「婦人戦士オクサマン」(発音はオックサメン)も、奥様への過剰な思いを伝える好ページだ。


■■■世界幼児語化計画

 URLを入力したページを幼児語に変換して表示するという、メカに弱い人には手品に見えるだろうサイト。例えばイサイズのページの「イサイズに関する質問・お問い合わせはこちらからお入りください」という記述は「イチャイズに関ちゅる質問・お問い合わちぇはこちらからお入りくだちゃいでちゅ」に…。コメントが自動的に幼児語になったり字が裏返しになったりする掲示板も癖になりそうでちゅ。


■■■アジアのいかしたTシャツ集

 「専属モデル募集中!締切せまる」「さぁ、買うぞ!アメリカ通販」「たれぱんだ当たります」などなど、マレーシアやシンガポールで見かけた日本字プリントTシャツを展示したページ。旅行者なら誰もが一度は目にしているだろうが、まとめて見ると壮観。英字をかっこいいと感じるのは日本人の性だが、アジア人は日本字に対してそう思っているんだろうか。もしかしたら逆にからかわれているのかも。
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■■■CADMIUM

 「通話エリアは、地球」で話題を呼んだイリジウムをも凌駕する携帯電話・カドミウムの公式サイト。既にダースベイダー氏や冒険野郎マクガイバー氏などの著名人も愛用中のこの電話、通話エリアはなんと太陽系。さらにヘールポップ彗星へのアンテナ取り付けにより2400年には銀河系まで通話エリア拡大の予定だというから、宇宙時代を生きる先端人には必見のサイトだ。普通人にはどうだか不明だが。


■■■たつ吉の工作室

 演歌なんて普段聴かないが紅白とかでたまに聴くと結構しみちゃって…という人には朗報。ここの「演歌のあぜ道」コーナーでは、クリック一発で日本人の琴線に触れる演歌が自動作詞される。「津軽の人」「新潟の人」「仙台の男」…と、題名に地名を入れて故郷を思わせる演歌の王道テクが使われているのが戦略的。ポエム派には「詩の世界」、現実派には「ニュース速報」と同趣の別コーナーも充実。


■■■餃子野郎

 餃子を作るときに材料をどのくらい買ったらよいのか…我々人類が開闢以来常に悩まされ続けてきた、とは言えないこの問いが、ついにこの「餃子レシピ算出システム」で解決される。餃子の希望サイズと希望個数を入力すれば、キャベツ、豚肉、白菜、ニンニク、ニラ、皮の分量が瞬時に表示されるのだ。今後はさらに、実際に購入する時の単位での算出までできるようになるらしい。おそるべし、餃子野郎。


■■■おやじ道の会

 「CGに『おやじ』というジャンルを確立させたい」という作者が発足させたのがこの会。会社ではOLから「おやじギャグ」とバカにされ、家庭では娘から「バイキンおやじ」とけなされるのが定番だったおやじという存在にスポットをあて、「アニキ」とは似て非なる独自のおやじ像を追究している。「ミドルエイジアート」(=中年芸術)という新しいジャンルの確立を予感させる思い入れの強いおやじ絵を投稿して会員になった人は既に31人(1月12日現在)。会員たちのコメントを見ると「おやじを描くことによってしか得られないなにかを獲得したい」「いまだ未熟なり。私がおやじになった時、私のおやじ絵は完成する」「おやじはすべからく煩悩の権化・象徴たるべき」と求道者の装い。何が彼らをそこまでおやじに向かわせているのかは不明だが、ともかくこの道の深淵さをうかがわせる。
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■■■架空製品

 例えば「グリコ・ポッキー」の「ポ」を「ボ」に変更した時のことを夢想して喜んだことはないか? では「なめこ汁」の「な」を「お」に変えてみたことは? では「雪印3.5牛乳」のパッケージを見て「これが雪印3.5母乳だったら…」と妄想し「東京女の新鮮な乳を丸ごとパック。30歳未満の女性の乳のみ使用のため新鮮です」とコピーまで考えたことは? ないんだったら話は別だが、あるんだったらハマるのでこのページを見よ。一応説明的に言えば、ここは架空の会社によって製造された架空の製品を紹介するコーナー。製品名いじりを考えるのは誰でも一度はやるだろうが、それを実際に形にしてみるのは限られた人間。さらにそれを巧みに仕上げる人間となるとその数は限りなくゼロに近づく。そんな奇跡にめぐり会えることを期待して見ても損はないはず。勿論得もないはず。


■■■TheCoolMuseum

 Cool。中学校の英語の時間なら別だがネット界でこれを「涼しい」の意味にとる人はいない。日本語の「イカす」からこっぱずかしさを間引いた概念と捉えるのが普通だろう。…そんなことをふと思い出したかったり何がCoolなのかを見直したいときに最適なページ。いいかげんトーンで貫かれたたくさんの著作権フリーイラスト集は当然として、某有名検索サイトからの登録拒否通知文掲載もおそらくはCoolだ。


■■■T.M.J

 「ホームページなんてどうせ紙メディアの代用品だろ」と知ったかぶっている人にぜひ見てほしいページ。これぞインターネット、これぞハイパーテキスト。幾多の同志たちとの協力によって成立している様子を見ているととっくの昔についえた「連帯」への甘美な誘惑の香りさえ立ちこめる! と気負って書いたはいいがトップ画面には「T.M.Jは移転しました」と拍子抜けな表示が…。あとは自主確認せよ。


■■■面白擬態・動物写真館

 人間の手で大自然を追われた動物たちが街中の様々な事物に擬態した様子を展示している。と言うと堅苦しいが、簡単に言えば動物に見えるものの写真集。工事現場の重機に擬態したワシ、電信柱の配電盤に擬態したフクロウを初めとして、ペリカン、ウナギ、トンボ、コバンザメと多種多様な生態を楽しめる。投稿もできるのでクラフト・パルメザンチーズの蓋がドラえもんの顔に見える人などはどうぞ。

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■■■ニセ首相官邸ホームページ

 就任早々「冷たいピザ」と言われ、「ボキャブラリー貧困」を自認し、内閣支持率も17%(10月の日経世論調査)と冷え込んでいる小渕恵三首相。国民としてはつい批判心が芽生えるのも当然だが、そんな国民感情をたのもしい演出力で代弁してくれたページだ。無論、モデルは実際の「首相官邸ホームページ」。背景色、タイトル書体、見出しのマークまでぬかりない処理が施され、「内閣で検討された事項や公表資料等を積極的に公開」するという内容面も充実。例えば、指定暴力団制度利用で長銀救済、中長距離ミサイルに関する国際的協定としてミサイルW杯を実施、不良債権処理のため独立行政法人「地下げ屋」設置などなど。老人と子供に商品券を配るという実内閣の奇策を聞けば、ニセ首相の意見もリアリティーを増してくるというもの。評判だったニセ前首相のページとともに楽しみたい。


■■■判別テスト

 スター性、自分の値段、イライラ度、オタッキー度、嫉妬深さなどの各種判別テストを用意したページ。こういう判定ものだと結構問題文がまじめすぎて楽しくないものがほとんどな中、ここは問題自体にもひと工夫入りの印象。どれもシンプルな構成なので待ち時間に悩まされることがない。背景の画像に象徴される男子中学生特有のしょうもなさが漂うところが最大の魅力(でも作者は大学生)。


■■■Visual Home Page Index

 ページの内容で検索するという従来の常識を覆す、ホームページ制作者の顔写真で検索するインデックス。女性、男性、その他(動物など)に分類されており、登録すると顔写真(モノクロ)とページのURL等が表示される仕組み。11月12日現在で男女各130人ほどが登録済み。キツネ系、タヌキ系、太眉系、ぶっちゃけ系など顔の内容別にジャンル分けしてくれることも願いたくなる新機軸リンク集だ。


■■■ハゲの居場所

 ハゲのハゲによるハゲのためのページ。名コーナー揃いだが「DSURA PHANTOM」(LOVE PHANTOM)「禿のままにわがままに僕は髪だけを傷つけない」(愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない)などB'zのヒット曲を替え歌にした「ハゲの歌」は白眉。一瞬「ハゲっていいな」「結婚するならハゲだな」と思わせる魅力を放っている。ハゲを解放した功労者として作者は称えられるべきだろう。
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■■■しゃれになんねえほどおしゃれなぺえじ

 オヤジ系上司とのコミュニケーションに悩むあなたに、タイトルもシャレたこのページ。「内蔵がないぞう」「クレヨン貸してくれよん」などのしょうもないダジャレを食物、モノ、ヒトといった分類で計400以上収録してあります。「車が来るまでくるまろう」のような3連ダジャレをマスターすれば、今時感心な若者と一目おかれること請け合い。投稿もできますが、やはり謝礼は出ないそうです。


■■■Comoesta's Japan HomeVage

 世界を股にかける国際派ビジネスマンや、小学生の頃「シ」と「ツ」の書き分けができずママと特訓した経験のある人には特にお薦めのホームベージ。ホームページじゃありません。「ニれはコモエスタ坂本が日本のホームベージぞす」「日本についそ」「この地図をクリシクすると見ます」…。日本人以外のアジア人が日本語を学習する際に間違えがちな表記みたいな表記がそこいら中に使われていますが、その匙加減が実に言い得て妙。というか書き得て妙。影響されて会社の書類を書くと日本語能力を疑われるので注意ぞす。作者はヌルチメディア界の第一人者であるコモエスタ坂本氏。日本の四季を解説した「ジャパソ・ニュース」のほか、伝説の雑誌「GURU」で発表したメディア論集や「EYE-COM」で発表した「ビルGからの手紙」などなどが読めます。


■■■地球語のホームページ

 世界平和に関心はあるが外国語には挫折してしまう人にお薦めのページ。真珠湾攻撃の前日に生まれたYoshiko McFarland氏が新しい思考と伝達の手段を共有するため鋭意開発しているのが「地球語」。記号を使う具体的な試案を展開すると同時に、どうこれを広げていくかの提案も行っています。ちなみに「地球語」では出会いと別れの挨拶は「ボナフィーナワ」。「平和な地球」との意味だそう。


■■■全日本顔ハメ博覧会

 なんでもハメるのが大好きな人にお薦めのページ。「顔ハメ」とは、しょぼい観光地によくある、記念写真撮影用の顔部分切り抜き加工済み絵看板のこと。このページではこれをアートとして位置付け、ハメてない状態にこだわって集めています。地方別、カテゴリー別に分けられた「顔ハメ」の中には、建物型、顔載せ型といった珍しいタイプも。それぞれの写真についた作者のコメントも的確です。
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