ゲルマン

der Weg nach Deutschland

Prost!(プロースト)

カンパイ!


第1講
ミュンヘンの巻

2006W杯の開幕戦が行われるミュンヘンは、ドイツ第3の都会で、「隠れた首都」「ビールと芸術の都」「百万人の村」などの愛称がある。サッカーではBayern MuenchenとMuenchen1860、2つの1部クラブのホームタウンだ。


Q(問題)

(解説)

A(解答)

Q1. 英語風に発音すれば
ミューニク」。
といえば、どこのこと?

さぽみジャジャジャジャーマン! いままでは英語だったけど、今週からは2006年に向けてドイツ語でいくわよ!
ひだっち
じゃ解説。Q1のMuenchenは、英語ではMunich。南ドイツはバイエルン州の州都でビールと芸術の都だよ。上でさぽみが持ってるのはMuenchen生まれのLoewenbroeu(レーベンブロイ)。
さぽみ
もちろん持ってるだけで飲んではいないからねっ!…ヒック!?
ひだっち■Q2。「Bach(バッハ)は小川」は有名だけど、Kahnは「小舟」さん。一般的な「船」はBoot(ボート)で、Kahnは「小舟、平底の河舟」。口語では「留置場」の意味もあるんだ。
さぽみ
……ガーン!
ひだっち
Q3。Kaiser(カイザー)の異名を持つBeckenbauerは、バイエルン・ミュンヘンの監査役長で、2006W杯組織委員長でもあり。Beckenは英語のbasinで「盆地、たらい」の意味。Bauerは「建造者」の意味だよ。bauenが「建造する」って意味の動詞。「バウハウス」のBauと同じだね。ちなみにBauerにはfarmerの意味もあるよ。Q4のシュバインシュタイガーは彗星のように現れてドイツ代表までのぼりつめた若手有望株。Schweinは「豚」。Steigerは「のぼる」の動詞steigenにerがついた形。
さぽみ
ライバルチームのサポなら「豚もおだてりゃ木にのぼる、ブー!」って茶化したい選手ね。
ひだっち
バイエルンのライバルは1860年創立のQ5のクラブ。ドイツ語では18(アハツェーン)と60(ゼヒツィヒ)のように年号を2ケタずつ分けて読むよ。長いからDie Sechzig(ディー・ゼヒツィヒ)と愛称で呼ぶけどね。Q6のAllianzは英語のallianceMuenchenが本社の保険・金融会社の名がついた幻想的&未来的なスタジアムだ。Q7は2004年発売のカーンの自伝。Nummernumbereinsone。オリーの背番号はもちろん1だね。Q8のBMWBayerische Motorenwerke(バイエリッシュ・モトーレンヴェルケ)の略だよ。「エンジン」の意味のMotorの複数形がMotoren。「工場」の意味のWerkの複数形がWerke。英語のworkを思い出してね。
さぽみ
…うーん、ミュンヒェン情報、多すぎてとても覚えられまヒェン!
Muenchen
(ミュンヒェン)

Q2. 名前がドイツ語で
小舟
の意味になるドイツ代表GKといえば?

Oliver
Kahn(カーン)

Q3. フランツ・ベッケンバウアーの異名、
Kaiser(カイザー)
って、どういう意味?

皇帝

Q4. 直訳すれば
豚に登る人
の意味になる、バイエルン・ミュンヘンの若きMFは?

Bastian
Schweinsteiger
(シュヴァインシュタイガー)

Q5. 数字が入ったクラブ名で、
アハツェーンゼヒツィヒ・ミュンヘン
って、なんだ?

1860 Muenchen

Q6. 2006W杯を開催するMuenchenのスタジアムといえばAllianz Arena(アリアンツ・アレーナ)。さて、
Allianz
って、どういう意味?

同盟

Q7. 代表でもクラブでも背番号1を背負うオリバー・カーンが記した自伝のタイトル
Nummer eins
(ヌンマー・アインス)って、どういう意味?

「ナンバー・ワン」
Nummer eins

Q8. 「バイエルンエンジン工場
を略した3文字の名で有名なドイツの自動車メーカーといえば?

BMW
(ベー・エム・ヴェー)



初出/「フロム・エー thursday」
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